IELTSリスニングテストで高得点を狙うための徹底攻略法!

目次

はじめに

IELTSリスニングテストは、いろんな受験者にとって難関のひとつですよね。

録音が一度しか流れないし、アクセントが混ざっていたり、問題の形式がちょっと複雑だったりします。

でも大丈夫!焦らずに、しっかりと戦略を立てて準備すれば、リスニングでの高得点も夢ではありません。

Ebinstein

この記事では、リスニングテストで得点を伸ばすための具体的な方法を、リラックスしたスタイルで分かりやすく解説していきます。

この記事を書いた人
Ebinstein

職業:数学講師

大学院まで数学しか興味がなく、英語は全く✖️。 修士論文を英語で書いて英語が面白いと思い始める。TOEIC 660点から3ヶ月間EnglishCentralとスタサプEnglishだけで935点取得。 調子に乗って海外大学院受験。University of Cambridge, University College London, University of Pennsylvaniaなどに合格。

リスニングテストの基本を知っておこう

まず最初に、IELTSリスニングテストの構造について押さえておきましょう。

テストは約40分間、4つのパートに分かれていて、合計40問あります。

各パートは徐々に難しくなっていくので、リスニング力と集中力が試されます。

最初は日常会話のような簡単な内容から始まり、最後には学術的な講義や会話が出題されます。

また、録音にはイギリス英語やオーストラリア英語など、普段慣れていないアクセントが使われることもあるので、これにも慣れておく必要があります。

日常的なリスニング練習がカギ

テスト対策に入る前に、まずは日常的に英語に触れる機会を増やしましょう。

Ebinstein

私はスマホを英語モードにすることから入りました。

たとえば、Netflixのドラマを英語字幕で見たり、YouTubeで英語のポッドキャストを聞いたり。

リスニング力を高めるためには、できるだけ多くの場面で英語を耳にすることが重要です。

特に、映画やテレビ番組は映像と一緒に音声を聞くことができるので、コンテクスト(文脈)が分かりやすく、単語の意味や使い方を自然に理解できますよ。

フレーズを聞き取る練習をしよう

ただ聞くだけでなく、実際に自分で声に出してフレーズを繰り返すことも大事です。

ニュースや映画の中で聞いたフレーズを何度もリピートし、耳で覚えるだけでなく、口でも覚えることで、実際のテスト中に使われる語彙やフレーズに対応しやすくなります。

たとえば、「What’s the weather like today?(今日の天気はどう?)」のようなシンプルなフレーズを繰り返し発音し、リズムやイントネーションに慣れることが大切です。

また、IELTSのリスニングテストでは、音声が始まる前に質問を事前に読む時間が与えられます。

この時間を最大限に活用して、キーワードに注目しておくことが重要です。

聞き取るべき情報を予測して準備することで、実際のリスニング時に必要な情報に集中できます。

テスト本番の攻略ポイント

ここからは、実際のリスニングテストで役立つ具体的な戦略を紹介していきます。

1. 指示を確認し、従うことが最優先

当たり前のようですが、実は指示に従わないことで多くの受験者が点を落としています。

たとえば、「2語以内で答えよ」という指示がある場合、3語を書いてしまうとそれだけで0点になってしまいます。

正確に指示を理解して、それに従うことがスコアアップの第一歩です。

問題文を読み飛ばしてしまうのではなく、必ず制限語数や答えの形式を確認してから進みましょう。

2. 質問をグループで処理する

IELTSリスニングテストでは、録音が始まる前に複数の質問にまとめて答える必要があります。

録音が始まる前に、問題のグループ(4〜5問)をしっかり読んで、どの質問にどんな情報が必要かを把握しておきましょう。

例えば「質問1〜4を見てください」と言われたら、それらの質問に出てくるキーワードに注目し、聞き逃さないように準備します。

Ebinstein

全ての文章を正確に読んで、理解して、記憶して、リスニングするのは私には無理でした。ですので、キーワードだけ。

これによって、録音が流れ始めたときに焦らず、落ち着いて情報をキャッチできます。

3. 重要な情報を聞き逃さないコツ

リスニングテストでは、日付、場所、数字、名前などの具体的な情報がよく問われます。

これらを聞き逃さないように、設問から何が問われるのかを事前に予測しておくことが大事です。

また、試験中は様々なアクセントや背景音が混ざってくることもありますが、そんなときこそ焦らずに、重要なポイントに意識を集中させることが必要です。

4. 答えをすぐに記入する

音声が一度しか流れないので、聞いたその場で答えを記入するようにしましょう。

音声が終わってからまとめて答えを書こうと思っても、内容を忘れてしまうことがあるので、その瞬間に答えを記入していくことが重要です。

テストの間に答えを記入する時間が十分に与えられるので、遅れを取らないようにするためにも、素早く書き込む練習を日常的にしておくと安心です。

5. 削除法で選択肢を絞る

選択問題の場合、迷ったら削除法を使うのがおすすめです。

間違っている選択肢をどんどん削っていくことで、最後に残った選択肢から正しい答えを見つけやすくなります。

スピーカーが話している内容の中で否定された選択肢や、明らかにズレている情報はすぐに消去しましょう。これは特に、時間が限られている場面で役立ちます。

6. 空欄を残さない!推測でも書こう

リスニングテストでわからない問題があったとしても、空欄を残さず推測して答えを書くのが基本です。

IELTSでは間違った答えに対するペナルティはないので、推測でも何かを書いておくことで、正解する可能性が高まります。

例えば、数字や名前に関しても、最初に聞き取った情報を基に推測して埋めていきましょう。

空欄は絶対に避けるべきです!

7. 地図や図にラベルをつける問題も慣れておこう

地図や図にラベルをつける問題は、IELTSリスニングの典型的な問題形式です。

こういった問題では、スピーカーの指示に従って、地図上の位置や方向をしっかり理解していく必要があります。

これも事前の練習が有効です。地図や図の読み取り方に慣れておくと、試験中に慌てずに答えを探すことができます。

試験後の自己分析が大切

リスニングテストが終わった後、ただ答え合わせをするだけではなく、なぜ間違えたのかを振り返ることが重要です。

間違えた部分を特定し、どこで聞き逃したのか、なぜ答えを間違えたのかを分析することで、次に向けた学びが深まります。例えば、次のような点を確認しましょう:

  • 集中力が切れたところはなかったか?
  • 質問を理解し間違えた箇所は?
  • 特定の聞き取りにくかった箇所はどこだったのか?

こうした自己分析を行うことで、自分の弱点が見えてきます。

弱点がわかれば、次回の練習でその部分を重点的に強化することができ、スコアアップに確実につながります。特にリスニングでは、繰り返し練習することが最も効果的です。

リスニングテストのポイントをまとめると…

ここまで、IELTSリスニングテストで高得点を取るためのコツを紹介してきましたが、最も重要なのはやはり継続的な練習と準備です。

以下に、リスニングテストで押さえておきたいポイントをまとめます:

英語に日常的に触れる:映画やポッドキャスト、ニュースを使って、日常的にリスニングのトレーニングを積みましょう。
指示をしっかり確認:語数や形式の制限を必ず確認し、指示に従うこと。
答えをすぐに書く:リスニング中に思いついた答えは即記入!後回しにすると忘れてしまう可能性が高いです。
削除法を活用:選択肢問題では、消去法で正解の可能性を高めましょう。
推測して答える:わからない問題でも、空欄はNG。可能性がある限り、推測して答えましょう。
試験後の分析が重要:間違えた問題を分析して、次回のテストに生かしましょう。

まとめ

IELTSリスニングテストで高得点を狙うためには、しっかりとした準備と、効率的な戦略がカギです。

日常的に英語に触れて耳を鍛えることから、テスト当日の時間の使い方まで、すべてが成功への道となります。

今回ご紹介したコツを使えば、リスニングテストに対する不安も少し和らぐはずです。

何よりも大事なのは、焦らずリラックスして試験に臨むこと。練習してきた自分を信じて、最後まで集中力を切らさずに頑張ってください!

リスニングは、日々の練習で確実にスキルアップできる部分です。

自分のペースで、少しずつでもいいので練習を続けていきましょう。そして本番では、ベストを尽くして素晴らしい結果を手に入れてください!


FAQs

1. リスニング力を効果的に向上させるには?

リスニング力を向上させるためには、できるだけ多くの英語音声に触れることが大切です。映画やポッドキャスト、ニュースを活用して、さまざまなアクセントや会話のリズムに慣れましょう。字幕付きの映像を見て、文脈から単語を覚えるのも効果的です。

2. 答えがわからなかったらどうする?

空欄を残さず、推測して答えを書いてください。IELTSリスニングでは、間違えた答えでもペナルティはありません。推測することで正解を得るチャンスが広がります。

3. テスト中、時間をどのように有効活用すればいい?

リスニングパート間の短い時間を使って、次の質問を確認しましょう。

また、答えを書き漏らしていないか、正しい形式で記入しているかを確認することも重要です。時間が許す限り、集中して次のステップに備えましょう。

4. 一度間違えた問題をどうやって改善する?

間違えた問題を分析し、なぜその答えを出したのか、どこで聞き逃したのかを考えることが大切です。

間違えた部分に対して反復練習を行うことで、次回のテストで同じミスを避けることができます。

5. リスニングテストの録音が速く感じる場合、どう対処すればいい?

録音が速く感じる場合は、日常的に速い英語を聞く機会を増やすことで慣れることができます。

最初は慣れないかもしれませんが、毎日の練習で徐々にスピードに対応できるようになります。また、焦らずに重要な情報を聞き取ることに集中しましょう。

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TOEIC 660点から3ヶ月でEnglishCentralとスタサプだけで935点取得。調子に乗って、University of Cambridge, UCL, University of Pennsylvaniaに合格。

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